揚げ物や酸化した油を摂り続けると、老化や毒素の蓄積が加速することをご存知でしょうか。フライドポテト100gに含まれるAGEsの量は、生のジャガイモの50倍以上とも言われています。本記事では、AGEs・ALEsの仕組みから予防策まで簡潔にまとめます。
AGEsとALEsとは?
AGEs(終末糖化産物)は、体内のタンパク質が糖と結びついて変性した物質です。高血糖状態が続くとシッフ塩基→アマドリ化合物→AGEsという段階を経て生成され、一度できると元には戻りません。血管の硬化、肌のしわ、骨の脆さなど老化の主要因となります。
ALEs(終末脂質酸化産物)は、油が高温加熱で酸化し、過酸化脂質→アルデヒドという毒素が体内タンパク質と結合して生じます。炎症・細胞障害を通じて、がん・神経障害・心疾患のリスクを高めます。
多く含まれる食品

- AGEs:焼き肉・ステーキ・ベーコン・ソーセージ・フライドポテト・ドーナツ・ピザ・ハンバーガー
- ALEs:フライドチキン・唐揚げ・天ぷら・高温で焼いた魚や肉
生成を抑える調理法

- ◎ 煮る・蒸す・茹でる:AGEs発生を最小限に抑えられる
- △ 焼く・炒める:週1回程度に抑える
- ✕ 揚げる:月1回を目安にできるだけ控える
ALEs対策には、オリーブオイルや米油など酸化しにくい油を選ぶことも効果的です。
予防に役立つ栄養素

- ビタミンC(1,000mg/日でAGEs生成を40%以上抑制)
- スルフォラファン(ブロッコリースプラウト/解毒作用)
- クルクミン(ウコン・ターメリック/抗炎症)
- アスタキサンチン(サケ・エビ/強力な抗酸化)
- ケルセチン(玉ねぎの皮・リンゴ/抗炎症・抗酸化)
- レスベラトロール(赤ワイン・ブドウの皮/細胞老化防止)
まとめ
AGEsは「糖の毒」、ALEsは「油の毒」として老化・疾患リスクを高めます。揚げ物・焼き物・加工肉の摂取を控え、煮る・蒸すなどの低温調理を意識するとともに、ビタミンCやスルフォラファンなどの栄養素を積極的に取り入れましょう。食事の小さな見直しが、体の内側からの若返りにつながります。
